ゲームソフト産業の弱み



日本のゲームソフト産業が曲がり角を迎えている。年間輸出額が1兆円に達し、コンテンツ(情報内容)産業全体の先導役を務めるゲーム産業の現状と行方。日本が長く得意として家庭用ゲーム機向けソフトの分野で、日本の開発者を圧倒するゲームが米国で生まれた。米ロサンゼルスで5月に開かれた世界最大のゲームショー「E3」。実演・鑑賞会では、米エピック・ゲームズのアクションゲーム「ギヤーズ・オブ・ウオー」に、会場を埋めた約500人の記者団から拍手と口笛がわき起こった。新作ソフトが結集する中、ゲーム機向けソフトの最優秀賞を獲得した。E3では、間、5年連続で日本勢が最優秀賞をが、03〜04年に米国製ゲームが連続受賞。05年は日本勢が取った今年は米国に奪還された。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)と日本勢が、世界市場で占有率を押さえている。問題はソフトだ。日本のソフト産業に詳しい東京大大学院情報学環の馬場章教授は、場で、危機感を訴え続けている。登場が、日本のソフトメーカーが劣勢に転じる契機になった。ソフト売り上げランキングが、日本のソフトメーカーに衝撃を与えた。98年に上位10位中7作を占めた日本勢は2作。日本メーカーは伝統的に、ゲーム中の主人公になりきって一人で楽しむ「ロールプレイング」ゲームを得意とする。
家庭用ゲームソフトの年間売り上げトップ10
順位 機種  タイトル                  
1  PS2  マッデン NFL 06( 米国)
2  GBA  ポケットモンスターエメラルド(日本)
3  PS2  グランツーリスモ4(日本)
4  Xbox  マッデン NFL 06(米国)
5  PS2  NCAAフットボール 06(米国)
6  PS2  スター・ウォーズ バトルフロント2(米国)
7  PS2  MVPベースボール2005(米国)
8  PS2  スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(米国)
9  PS2  NBA LIVE06(米国)
10  PS2  レゴ スター・ウォーズ(米国)