脳卒中が増加



厚労省研究班によると、脳卒中の患者は2020年に現在より15万人増えて288万人
になるとの推計を厚生労働省の研究班(主任研究者=鈴木一夫・秋田県立脳血管研
究センター疫学研究部長)がまとめた。

さらに、今後、手足のまひなどで介護が必要となる人は2025年まで増え続ける見込
みで、自治体などは介護サービスや、高血圧対策の充実などが求められそうです。
脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れて出血したりする病気の総称で、がん、心疾
患に次いで多く、日本人の死因の第3位となっています。
手足のまひや言語障害が残り、長期間の介護が必要になることも多いです。 
患者が多い秋田県では、1983年から県内の患者の状態を全国的にも珍しい「脳卒中
発症登録」を続けています。 鈴木部長らは、この調査で得た発症率や死亡率をもとに、
2030年までの人口の推計に当てはめて試算しました。
その結果、日本の人口は05年から減り始めますが、高齢化にともなって患者は増え続
け2020年に287万7000人でピークとなる。
再発による悪化などを含めて、介護が必要となる患者は25年に177万5000人(05年
比17万人増)で最多となるとしている。