外食産業で客単価上昇中
不景気のなか価格競争に苦しんできた外食産業に、ようやく希望の光が見え出してきました。
これまでは低下する一方であった客単価が上昇に転じて、既存店売上も増加が続いています。
日本フードサービス協会の調査によると、ファーストフード店やファミリーレストランでは、比較
的高額の商品も注文されるようになり、客単価が8年ぶりに上昇に転じているとのことです。
ただし、長梅雨による客足の伸び悩みもあり、客数は増加していない。 アメリカ産牛肉の輸入
が本格的に再開となったが、消費者の不信感は根強く、信頼回復には時間がかかりそうである。
アメリカ産牛肉を使用するのは当面の間、牛丼の吉野家や一部の焼肉屋チェーン店に限られ、
集客の起爆剤になるのは困難な模様である。 また、景気回復は外食産業にとってはむしろ負担
となっている。 都市部では人手不足によりアルバイトの人件費が上昇しているからだ。
このように眺めると、客単価は上昇したものの、外食産業が復活するにはもう少し時間がかかり
そうだ。